【トヨタ ランドクルーザー 改良新型】200系にディーゼルが設定されないワケとは?

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ ランドクルーザー 新型
トヨタ ランドクルーザー 新型 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、『ランドクルーザー(200系)』をマイナーチェンジし、8月17日より販売を開始した。グレードは、装備などの違いにより4種類を設定するが、エンジンは4.6リットルV8ガソリンエンジンの一本のみとなる。

6月には『ランドクルーザープラド』が一部改良され、ランクルファミリーでは8年ぶりとなるディーゼルエンジンが復活し大きな話題となった。新型にディーゼルエンジンを搭載するという選択肢はなかったのだろうか。

ランドクルーザーのチーフエンジニアを務める製品企画本部の小鑓貞嘉氏は、ディーゼルの要望が高いとは認識しているものの次のように話す。

「車格や重量を含めこのクルマはV8のサイズでいかないと価値が生まれないので、プラドの4気筒を搭載するということはない。セグメントやヒエラルキーを持ってクルマを作っていかなければと考えていて、車格というのを非常に大事にしている」(小鑓貞嘉氏)。

新型に搭載されるエンジンは、前モデルに引き続き「1UR-FE」型。エンジン単体で約8年の実績があり、信頼性を考えての選択だと小鑓氏は話す。

「環境性能は大事なことなので、将来に向けては(ダウンサイジングエンジンなども)検討したいが、今のモデルに関しては信頼のあるパワートレイン系で提供していく。信頼というのは長く作って築いていくもの。コロコロ変えていくものではない」(小鑓氏)。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る