【トヨタ ランドクルーザー 改良新型】小鑓CE「デザインのために機能を落とすことは考えたくない」

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トヨタ ランドクルーザー 新型
トヨタ ランドクルーザー 新型 全 16 枚 拡大写真

トヨタ自動車は『ランドクルーザー』を一部改良し、8月17日に発売した。エクステリアでは「ファンクショナル・ビューティ」をテーマにフロントマスクを中心とした変更を施す。機能性を突き詰めながら、トヨタの最上級4WDにふさわしいスタイリングを追求した。

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発表会において、ランドクルーザーのチーフエンジニアを務める小鑓貞嘉氏は「ランドクルーザーの持つ力強さや“ランクルらしさ”を表現した」と語る。

「このクルマは機能ありきのクルマなので、信頼性・耐久性といった機能を大事にした作り方をしている。時代のエッセンスを取り入れながらも、誰が見てもひ弱なものにはしたくない。そういった押し出し感や塊感を表現していくと、かなり変えたつもりでも『やっぱりランクルらしいよね』という風に思えてくる」(小鑓貞嘉氏)。

一部、事前情報などでは批判的な意見も見られた今回のデザイン変更。小鑓氏は「私としてはお客様の命を守るクルマを作っている。それに対しデザイン上、嫌だなと思われる方は違うクルマを買われるということでいいのではないかなと思っている。このクルマを信じてずっとご愛用いただける、というものを提供するのが我々のクルマ作り。デザインだけで言うと、もっといいデザインのクルマはいっぱいあるが、デザインのために機能を落とすことは考えたくない。デザインが悪いから買わないという方もいるかもしれないが、そういった方は、おそらく厳しい地域で使われる方ではないのかなと思う」と意に介さない。

昨今のデザイントレンドとして、アウディに代表されるグリルを大きくとり存在感を高めた車両が多い中、ランドクルーザーのグリルは、メッキの加飾こそあるもののコンサバティブな形状となっている。

小鑓氏は「ランクルのラジエーターは、乗用車に比べるとかなり大きなものが付いていて、なおかつそれを高い位置に配置している。ラジエーターは、クルマの心臓(エンジン)を支える一番大切な装備。それが壊れてしまうと走れなくなり目的地から帰ってこられなくなる。デザイン的にはもっと下げたいなど色々(希望が)あるが、そこはどんなにデザインが大事と言われても変えるつもりもない。下までグリルを持ってくるような形にはならない」と述べた。

《橋本 隆志》

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