金印の挑戦…わさび海外売上比率16%を倍増させるビジョン

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ワサビ(参考画像)
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 中小企業基盤整備機構(中小機構)が運営する中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」は17日、「中小企業の海外展開入門」コンテンツを更新。企業事例「わが社の国際ビジネスのポイント」で、「第52回 本物志向で、世界のプロに迫る[金印]」を公開した。

 金印は1929(昭和4)年に創業。「金印粉わさび」や「金印ねりわさび」、「金印生すりわさび」、「金印生おろしわさび」などの商品をはじめ、食品の製造や販売を手がけてきた。

 また、海外展開にも積極的で、アメリカ、イギリス、ドイツの3カ国に4つの拠点を設置。世界60カ国以上への輸出体制を強化するため、海外生産や加工、販売を視野に入れた米国現地法人を設立するまでに至った。これにより現在ではわさび商品で、海外向け売上比率が約16%を占めている。

 海外展開の原点となったのは、1980年にアメリカで業務用粉わさびの販売を開始したこと。その際、単に商品を販売するだけではなく、正しいわさびの扱い方や本来のわさびの味や風味も伝えることで、わさびの認知度を高めていったという。

 そこには日本食ブームによる影響もあったが、商品とともにわさびを文化として海外へ根付かせようという姿勢が、金印の海外展開を支えたいう。同社では今後、前述の比率を30%まで高めることを目標としている。

日本食ブームにのってわさびを海外へ!金印の挑戦

《加藤/H14》

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