神戸でワンウェイ方式のEVカーシェア…最大20か所で利用可能に

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日本ユニシスとユビテックによるワンウェイ方式EVカーシェアリングの実証イメージ
日本ユニシスとユビテックによるワンウェイ方式EVカーシェアリングの実証イメージ 全 2 枚 拡大写真
日本ユニシスとユビテックは、電気自動車(EV)、超小型モビリティといった多様な電動車両(マルチモビリティ)による、ワンウェイ方式のマルチポート型カーシェアリングサービスを神戸市で開始。8月18日より利用者の募集を開始した。

今回開始するマルチモビリティによるマルチポート型カーシェアリングサービスは、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の採択を受けて、神戸市を実証フィールドとして実施する。

実証事業は、公共交通およびカーシェアの利用促進によるCO2削減を行い、将来的な地球温暖化対策の強化を行うことが目的。利用者の利用機会向上、事業者の運営費用低減を図るため、複数事業者が共同利用できるマルチポート型カーシェアリングサービスを新たに開発。その有効性やCO2削減効果の検証を行う。

マルチポート型カーシェアリングサービスは、「人と環境に優しい都市交通体系」を実現する新たなサービスとして大きく期待されているが、車両が特定の貸出ポートに偏ってしまうことによる運用の課題も存在する。今回の実証事業では、貸出ポートと貸出車両の需給を予測するシステムを用意。車両の偏りを事前に予測、把握し、効率的な配車と回送の実現にも配慮したサービスの提供も行う。

使用車両は、三菱『i-MiEV』5台、日産『ニューモビリティコンセプト』10台(11月より導入予定)、トヨタ車体『コムス』5台の計20台。カーシェアリング貸出ポートは、神戸ハーバーランドやメリケンパークなど9か所でスタートし、最終的には20か所に拡大する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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