ヒュンダイの燃料電池車、24時間走行の最長記録…2383km

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ヒュンダイ ix35(ツーソン)フューエルセル
ヒュンダイ ix35(ツーソン)フューエルセル 全 4 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は8月6日、同社の燃料電池車が、燃料電池車による24時間走行の最長距離記録を打ち立てたと発表した。

この燃料電池車は、ヒュンダイが欧州の11か国で販売している、『ix35フューエルセル』。ヒュンダイのCセグメント主力SUV、『ix35』(北米名:『ツーソン』)をベースに開発された燃料電池車。

最大出力136psのモーターを搭載。二次電池は蓄電容量24kWhのリチウムポリマーバッテリー。2つの水素タンクには、700バールの圧力で水素を貯蔵する。最大航続可能距離は600km。0-100km/h加速12.5秒、最高速160km/hの性能を備える。ヒュンダイによると、加速性能はガソリンエンジン車と同等という。

ヒュンダイは、このix35フューエルセルを使って、ドイツで燃料電池車による24時間走行の最長距離記録チャレンジを実施。2名のドライバーが、24時間で2383kmを走行することに成功した。

水素補給時以外、ノンストップで24時間を走り抜き、平均車速はほぼ100km/h。ヒュンダイは、「燃料電池車による24時間走行の最長距離記録。ix35フューエルセルの実用性や耐久性を証明した」とコメントしている。

《森脇稔》

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