【鉄道模型コンベンション15】47のモデラーが自慢の作品を披露、会場には子ども連れが多数

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国際鉄道模型コンベンションの会場風景
国際鉄道模型コンベンションの会場風景 全 7 枚 拡大写真

「国際鉄道模型コンベンション」が8月21日、東京ビッグサイトで開幕した。同イベントは鉄道模型を製作するモデラーと販売する企業が一緒になった、ほかにはない珍しいものだという。

16回目を数える今回は47のモデラーと45の企業が出展。自慢の鉄道模型を披露するとともに、パーツなどを販売していた。その中の一つ、平均年齢が60歳を超える横須賀鉄道模型同好会の関係者はこう話す。

「車体は紙製で、パソコンのCADソフトを使って図面を書き、それを硬い紙に印刷して製作しています。6車両つくるのにだいたい半年ほどかかりますが、材料費が2~3万円とあまりかからないので、うちの家内からも安上がりな趣味と喜ばれています。それに細かい手作業が多く、考えてつくらなければいけないのでボケる暇はありません」

文字通り、定年退職後の趣味としてはうってつけのようで、モデラーの多くは年配者だった。しかも、その作品は非常に精巧で、街並みをそのまま再現したものも少なくない。会場には夏休みとあって、多くの子ども連れが来場し、動く鉄道模型を食い入るように眺めていた。また、組み立て教室も開催され、親子で参加する光景が見られた。

ただ、イベントの運営には苦労しているそうで、「今年から主催がNPO法人からうちに変わりました」と国際鉄道模型コンベンション実行委員会の関係者。同イベントは23日まで開催されているので、夏休みの最後の思い出づくりにはいいかもしれない。

《山田清志》

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