京都市地下鉄、金曜日は終発を30分繰り下げ…10月から

鉄道 行政
京都市地下鉄は金曜日に限り終発の繰り下げを実施する。写真は地下鉄烏丸線の列車。
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京都市交通局は8月20日、同局が運営する地下鉄の終発を金曜日に限り、30分繰り下げると発表した。10月から試験的に実施する。

発表によると、通常の終列車より30分遅く発車する列車を計4本増発する。増発列車の発車時刻は、竹田駅が0時10分、国際会館駅が0時09分、太秦天神川駅が0時15分、六地蔵駅が23時58分。現在の終列車と同様、烏丸線と東西線の連絡駅である烏丸御池駅で、全方向の列車間での乗り継ぎができる「シンデレラクロス」を実施する。

これにより、関西の各主要地域から京都に戻る場合の最終乗継ぎも繰り下がる。たとえばJR大阪駅から烏丸線の国際会館方面に向かう場合、現在の最終乗継ぎは大阪23時00分発の新快速列車だが、増発後は23時40分発の新快速列車に乗っても烏丸線の終列車に間に合うようになる。

終列車の繰り下げは10月2日から毎週金曜日のみ実施。年末年始期間とお盆期間を除き、平日・祝日問わず全ての金曜日に運行する。交通局によると、今回の増発はおおむね3年間をめどにした試験的なもので、「利用状況を検証した上で、その後の実施形態を検討」するという。

これに伴い交通局は、増発列車の愛称を募集している。募集期間は9月7日までで、応募は電子メールなどで受け付けている。発表は9月下旬を予定している。

《草町義和》

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