日鉄住金鋼管川崎製造所から出火…首都高大師~浮島一時通行止め、空港やモノレールは「通常どおり」
自動車 社会
社会

火災現場は浮島の多摩川右岸エリアで、対岸には東京モノレールや羽田空港国際線ターミナルなどがある。11時半ごろの出火当時、弱い北風が吹いていたため、もくもくとあがる黒煙は、空港から遠ざかる方向へと流れていった。
出火現場の風下にある首都高川崎線は、一時黒煙につつまれ、12時ごろ大師と浮島の間で通行止めとなったが、16時の時点では解除されている。
また、東京湾アクアラインを通る高速バスや、羽田空港を離着陸する旅客機などは「通常どおり」と伝えている。出火原因は、同製造所の解体作業中に発した火花によるものとみて、現場で調査が続いている。
この川崎製造所は、鉄製パイプをつくる工場として1970年に旧富士三機鋼管(現:新日鐵住金)が設置。工場は休止中で、解体作業が続けられていた。
《レスポンス編集部》