首都高速を止める...日鉄住金鋼管火災

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黒煙をあげる日鉄住金鋼管川崎製造所。浜松町行き東京モノレールから、11時45分ごろ撮影
黒煙をあげる日鉄住金鋼管川崎製造所。浜松町行き東京モノレールから、11時45分ごろ撮影 全 1 枚 拡大写真

24日11時35分頃、「日鉄住金鋼管川崎製造所」(川崎市川崎区浮島町)の敷地内で火災が起きた。現場は東京湾岸にあり、風下の首都高速は約1時間にわたって通行が規制された。

「煙がひどく通行の安全に支障をきたす」

首都高速が規制に踏み切ったのは、発生から約20分後の11時55分頃。神奈川6号川崎線(川崎浮島JCT~大師JCT)が全線5.5kmにわたって、13時まで通行止めとなった。同線は神奈川6号川崎線は湾岸線と1号神奈川横羽線をつなぐ。

「若干の渋滞を生じたが、流れを妨げるほどの影響はなかった」(同社広報担当)

火災現場となった川崎製造所は敷地面積2万0800平方m。隣接する大手日用品メーカー「花王」の川崎工場の一部にも燃え広がった。首都高速はその南側約500mの距離にある。また、多摩川をはさんで1km北側には羽田空港があるが、空港への影響はなかった。

鋼管製造のラインがあった建屋は1万2000平方m。すでに6月に製造を中止し、11月の製造所閉鎖に向けて解体作業中だった。その作業中に起きた。クーリングタワーの撤去中に出た火花による引火の可能性が高い。

川崎市消防局によると、この火災による死傷者はない。

《中島みなみ》

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