新日鉄住金、インドネシアで自動車用鋼板の合弁工場を起工

自動車 ビジネス 海外マーケット
前列左から4人目から:チゴレン市長、太田新日鉄住金副社長、有田KNSS社長、Rukyクラカタウ社監査役会会長、青木豊在インドネシア公使
前列左から4人目から:チゴレン市長、太田新日鉄住金副社長、有田KNSS社長、Rukyクラカタウ社監査役会会長、青木豊在インドネシア公使 全 3 枚 拡大写真

新日鉄住金とインドネシアのクラカタウ・スチールは、自動車用鋼板製造・販売事業の合弁会社であるクラカタウ・ニッポン・スチール・スミキン(KNSS)がインドネシアのバンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内の工場建設地で起工式を実施した。

起工式には、チレゴン市長のほか、インドネシア政府関係者、在インドネシア日本国大使館関係者、クラカタウのRuky監査役会会長、新日鉄住金の太田克彦副社長など、約180人が出席した。

インドネシアの自動車市場は、低迷しているものの、中長期的に需要伸長が見込まれており、防錆鋼板・高張力鋼板などへの自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれている。

KNSSは、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭の自動車鋼板製造ライン「GAPL」を設置することで、自動車用外板、高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を供給し、インドネシアに工場のある自動車メーカーのニーズに対応する。

工場は2017年半ばから営業運転を開始する予定。生産能力は年間48万トン。従業員数は約280人を予定している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る