日本自動車初期品質調査、ブランドはトヨタがトップ…2015年JDパワー調査結果

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J.D.パワーアジア・パシフィックは、2015年日本自動車初期品質調査を発表した。

自動車初期品質調査は、J.D.パワーが世界各国で実施しており、日本では今年が5回目。調査は、新車購入後2~9カ月経過したユーザーを対象に233の項目にわたって不具合経験を聴取した。項目は外装、走行性能、装備品/コントロール/ディスプレイ、オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション、シート、空調、内装、エンジン/トランスミッションの8つのカテゴリーに分かれている。

不具合項目は、車100台当たりの不具合指摘件数で集計、数値が小さいほど品質が高いことを示す。

調査の結果、2015年の総合不具合指摘件数は80PP100となり、前年と比較して4ポイント改善した。カテゴリー別では、前年からのスコア改善には、エンジン/トランスミッション、シート、走行性能。一方で、オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションが唯一、前年からの不具合指摘件数が悪化したカテゴリーとなった。

ブランド別総合ランキングでは、トヨタが69PP100で1位となった。2位はスズキで71PP100、3位がダイハツで78PP100となった。

4位のホンダ、5位の三菱自動車までが業界平均以上。5位が日産、6位がスバル、7位がレクサス、8位がマツダ、9位がMINI、10位がアウディだった。

車両セグメント別モデルランキングでは軽自動車セグメントが日産モコが1位、スズキのラパンが2位、ダイハツのミラ・イースが3位となった。

コンパクトセグメントでは、トヨタのアクアが1位、トヨタのヴィッツが2位、トヨタのラクティスが3位と、上位をトヨタが占めた。

ミッドサイズセグメントでは、日産のリーフが1位、トヨタのカローラが2位、トヨタのSAIが3位となった。

ミニバンセグメントでは、トヨタのヴェルファイアが1位、ホンダのフリードが2位、トヨタのエスクァイアが3位となった。

《レスポンス編集部》

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