東芝、電動パワステに適したブラシレスモータ用プリドライバICを開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
東芝 EPS向けブラシレスモータ用プリドライバIC「TB9081FG」
東芝 EPS向けブラシレスモータ用プリドライバIC「TB9081FG」 全 1 枚 拡大写真

東芝は、電動パワーステアリングシステム(EPS)向けブラシレスモータ用プリドライバICの新製品「TB9081FG」を開発。9月1日からサンプル出荷を開始し、2017年8月から量産を開始すると発表した。

非常に高い安全性が要求されるEPSシステムでは、機能安全規格ISO 26262で規定されている最も高い自動車安全度水準であるASIL-Dを求められるケースが多くなっている。

新製品は、3相プリドライバ回路、フェイルセーフリレー用プリドライバ、およびモータ電流検出回路のほか、電源の高電圧・低電圧検出や過熱検出などの異常検出回路を内蔵。さらに、Latent-fault(潜在的な故障)を検出するために異常検出回路の診断回路を内蔵し、機能安全の向上を図っている。

また、東芝では様々なシステム異常を想定した機能安全分析を実施。ユーザーが安全設計・安全分析を行う上で必要となる機能安全FMEDAなどの各種ドキュメントを提供する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 日産、追浜工場の跡地活用計画、9月末までに決定へ[新聞ウォッチ]
  3. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  4. インフィニティが「中型SUVクーペ」のコンセプト公開、モチーフに「竹林」と「歌舞伎」
  5. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る