【WEC 第4戦】初開催のニュル6時間、トヨタは5位・6位でフィニッシュ

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FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース 全 30 枚 拡大写真

FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦 ニュルブルクリンク6時間レースが8月30日に行われ、TOYOTA GAZOO Racingの『TS040ハイブリッド』は5位、6位に入賞した。

舞台はドイツのニュルブルクリンク。同サーキットでLMP1が走るレースが行われるのは2009年以来、6年ぶり。トヨタは、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の乗るTS040ハイブリッド #1号車、アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車で6時間の耐久レースに臨んだ。

決勝レースは好天に恵まれ、気温も30度を記録する真夏のような気候の中で行われた。スタートは#1号車を中嶋、#2号車をコンウェイが担当、2台は3列目のグリッドから6時間に及ぶ長い戦いを始めた。1周5.137kmのグランプリコースはコース幅が狭く、遅い先行車を巧みなリズムで抜き去るには、高次元の車両バランスが要求された。

3時間を経過した時点でアクシデントによりコース上に散乱した部品を片付けるために2度のフルコースイエローが出されたが、2台のTS040ハイブリッドには大きな影響はなく、5位と6位から上位を目指し着実に走行。レースはそのまま進行し、6時間を終えた時点で#1号車はデビッドソンが、#2号車はブルツがステアリングを握り5位と6位でチェッカーフラッグを受けた。優勝はポルシェ#17号車だった。

レースの結果、トヨタは、ポルシェから95点引き離されてマニュファクチャラーズ選手権3位。ドライバーズ選手権では#2号車に乗るブルツ、サラザン、コンウェイの3人が7位に付けている。

WECは今シーズン全8戦を折り返し、第5戦は9月19日に米国テキサス州オースティンにあるCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で行われる6時間レースが舞台となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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