【リコール】コンビのチャイルドシート12万台…ベルト取付部や回転ロック機構に不具合

自動車 ビジネス 国内マーケット
コンビ・ネルームシリーズ
コンビ・ネルームシリーズ 全 3 枚 拡大写真

コンビは8月31日、チャイルドシート「ネルーム/ネセルターン」などの腰ベルトおよび股ベルト取付け部や回転操作レバーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、「ネルーム/ネセルターン」「レカロスタートイクス」「ネルーム/ネセルターンISOFIX」「ママロン」の4製品で、2013年10月21日から2015年7月24日に製造された11万9897台。

腰ベルトおよび股ベルト取付け部については、製造管理が不適切なため、腰および股ベルトの取付け部が嵌合不良となっているものがある。そのため、衝突時にベルトが外れて、乗員を確実に拘束できないおそれがある。

改善措置として、全装置点検し、嵌合不良防止部品を組み付ける。不具合は74件発生、事故は起きていない。

回転操作レバーについては、レバーに取り付けられているロッドカラーと操作スイッチ(ストッパー)の寸法のバラツキを考慮していないため、双方が接触して、回転操作レバーが元の位置に戻らないことがある。そのため、チャイルドシートの回転を固定させるためのロック機構が作動できず、チャイルドシートの回転が固定できないおそれがある。

改善措置として、操作ユニット一式を対策品に交換する。不具合は825件発生、事故は起きていない。

いずれも市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る