【MotoGP 第12戦】ヤマハ ロッシ、今季4勝目でランキングトップに返り咲き

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ) 全 3 枚 拡大写真

8月30日、英国・シルバーストーンサーキットでMotoGP第12戦の決勝レースが行われ、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が今季4度目の優勝を飾り、ランキングトップに返り咲いた。

【画像全3枚】

決勝スタート直前に雨が降り出したシルバーストーン。すでにドライ・レースが宣言されていたため、ウエット・タイヤに交換してピットレーンからスタートするか、あるいはスリックのままグリッドからスタートするか、難しい判断が迫られた。

ウォームアップ・ラップを終えたライダーたちは全員がピットに戻りマシンを交換。その結果を受けてスタート時間を遅らせることとなり、周回数も20ラップに短縮された。

25分後、ロッシが4番手グリッドから絶好のスタート。3位に上がってマルク・マルケス(ホンダ)を追い、2ラップ目に入るところでこれをパスして2位に浮上した。次にチームメイトのホルヘ・ロレンソを照準にとらえてペースアップしトップに躍り出る。その後はマルケスの追撃を受けるが、プレッシャーをはねのけて常にハイペースをキープ。ベテランらしいレース巧者ぶりでレースをコントロール。ロッシを追うマルケスは13周目、転倒しリタイアとなった。

その後は、ダニノ・ペトルッチ、アンドレア・ドビツィオーゾのドゥカティ勢が追撃するも、ロッシは1.5秒のアドバンテージをキープするべく、その後も懸命にプッシュ。残り2ラップまでにさらに1.5秒リードを拡大し、3.010秒のアドバンテージをもって真っ先にチェッカーを受けた。

今季4勝目を飾ったロッシはチームメイトのロレンソに12ポイント差をつけ、ランキングトップに返り咲いた。

■MotoGP 第12戦
1位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位:ダニノ・ペトルッチ(ドゥカティ)
3位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)
4位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
5位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
6位:スコット・レディング(ホンダ)

■ポイントスタンディング
1位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)236P
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)224P
3位:マルク・マルケス(ホンダ)159P
4位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)150P
5位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)120P
5位:ブラッドリー・スミス(ヤマハ)115P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る