ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZF社は8月27日、2015年上半期(1-6月)の決算を公表した。
ZFは2014年9月、TRWオートモーティブ(TRW)を買収すると発表。ZFがTRWを買収することにより、ドイツのボッシュに次いで、世界第2位の自動車部品メーカーが誕生した。
8月27日、ZFは2015年上半期の決算を公表。売上高は、102億ユーロ(約1兆3885億円)。前年同期に対して、11%増と2桁の伸びを示す。ただし、これは為替変動の影響が大きく、調整後の伸び率は3%となる。
また、上半期の純利益は、7億1100万ユーロ(約968億円)。前年の3億1000万ユーロに対して、2.3倍の増益を達成した。
ZFのステファン・ゾンマーCEOは、「市場環境は厳しいが、ZFは2015年上半期も、好業績が続いている」とコメントしている。