首相退陣求める大集会、マハティール元首相がサプライズ参加…マレーシア

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

公正な選挙を求める活動を行なっている非政府組織(NGO)が、8月29日午後から31日未明にかけてナジブ・ラザク首相の退陣を求める大規模集会、「BERSIH(クリーン)4.0」を開催。懸念されていたような大きな混乱はなく平和裏に終了した。

メイン会場となったクアラルンプールにおける30日の参加者数は、主催者発表で30万人(警察発表は1.5万人)だが、警察側による集会の強制排除や、与党が背後に控える反「BERSIH 4.0」分子による暴力行為、参加者の目立った暴力行為などはみられなかった。

「BERSIH 4.0」、与党政府・警察当局の双方が、イメージ悪化の恐れから抑制的な対応を強いられた格好。ナジブ首相は公共秩序を乱すものであり違法であるとして集会を批判。警察側も、事前に集会参加者に対する法的措置をちらつかせて警告していたが、暴力的な排除が逆効果になるとの懸念から断念した。

5万人が参加したとされる2012年4月の「BERSIH 3.0」では、警官隊との間で暴力沙汰が発生し、多くの負傷者と500人以上の逮捕者を出した。

一方、200人余りと参加者が少なかったマラッカでは、警察による指示に従わなかった10人が一時拘束された。同じく100人単位の参加者が見込まれていたクチンとコタキナバルでは、警察により早々に解散させられた。またマレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)は、「BERSIH 4.0」のウェブサイトを閉鎖する措置をとった。

伊藤 祐介

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