日本ペイント、次世代水生ベースコートと調色システムを開発…作業時間を短縮

自動車 ビジネス 企業動向
次世代水性ベースコート「nax E3 WB」
次世代水性ベースコート「nax E3 WB」 全 2 枚 拡大写真

日本ペイントは、次世代水性ベースコート「nax E3(イーキューブ)WB」と次世代コンピューター調色システム「nax E3(イーキューブ)カラボ」を10月中旬から発売すると発表した。

カーディーラーやボディーショップでは、年々強化される環境規制や環境意識の高まりへの対応を迫られる一方で、市況の低迷や人材難などにより経営環境が厳しくなっている。こうした状況に対応するために開発したのが、今回発売する2商品。

naxイーキューブWBは、ウエット状態での塗り重ねにより大幅な作業時間短縮を実現するとともに、ゴミ取り作業性や仕上がり確認のしやすさなどにも配慮した自然で柔軟な塗装感の両立を図った。ミキシングマシン不要で省スペース・省コストに貢献する。

新開発の特殊樹脂と高分散顔料の採用により、高彩度・高発色・高濃度化を達成し、高い調色再現性と艶残りが良くすっきりした仕上がりを実現する。

naxイーキューブ・カラボは、ソリッドや2コートメタリックのほか、国内外で採用が拡大するカラークリヤーや3コートパールも計算でき、幅広い塗色が調色可能。測色データだけで近似色を検索して計算できるため、色コードがわからないときや配合情報が無いときも調色ができる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る