【フランクフルトモーターショー15】ブガッティ、「ビジョン グランツーリスモ」発表…迫力のレーシングカー

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ブガッティ ビジョン グランツーリスモ
ブガッティ ビジョン グランツーリスモ 全 6 枚 拡大写真

フランスのスーパーカーメーカー、ブガッティは9月2日、ブガッティ『ビジョン グランツーリスモ』の概要を明らかにした。実車(フルスケールモデル)は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。

同車は、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』のコラボプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」の最新作。世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモのために車をデザインし、『グランツーリスモ6』内では、バーチャル走行が楽しめる。

ブガッティのビジョン グランツーリスモは、ブガッティが大きな成功を収めた1920-30年代のレースの伝統にインスピレーション。モチーフは、1937年と1939年にル・マン24時間レースで優勝したブガッティ『タイプ57タンク』。1937年に優勝した『タイプ57Gタンク』のクラシックな青ツートンとした。ブガッティによると、当時から青がブランドカラーだったという。

外観は、生産を終了した『ヴェイロン』を連想させるもの。フロントスポイラー、サイドスカート、大型リアウイングなどのエアロパーツや大径タイヤ&ホイールが、迫力のルックスを実現した。

ブガッティの外装デザインクリエイティブ開発部長、サシャ・セリパノフ氏は、「ル・マンの成功を彷彿とさせるような、レトロスタイルのレースカーを開発しようとしたのではない。ブガッティの歴史の中の特別な瞬間の感覚とムードを、あくまで現代の車で伝えたかった」とコメントしている。

《森脇稔》

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