【F1 イタリアGP】ハミルトン、7戦連続ポール…ライコネンがフロントローに並ぶ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
今季11回目のポールポジションを勝ち取ったハミルトン
今季11回目のポールポジションを勝ち取ったハミルトン 全 12 枚 拡大写真

2015年のF1第12戦イタリアGP。5日に行われた公式予選でルイス・ハミルトン(メルセデス)が7戦連続となる今季11回目のポールポジションを獲得した。

舞台はシリーズ屈指の超高速サーキットとして知られるモンツァ。今年の傾向としてメルセデス『F1 W06Hybrid』はコーナー区間では抜群の速さを誇る一方でストレートスピードは最速ではないと言われてきたが、いざ金曜のフリー走行が始まると僚友のニコ・ロズベルグとともに1・2位を独占。特にハミルトンは土曜日になっても勢いが衰えず、予選Q1、Q2とトップタイムをマーク。最終Q3では1分23秒397と、この日の全体ベストには届かなかったがロズベルグに0.4秒の差をつけた。

このままメルセデス勢のフロントロー(グリッド最前列)独占かと思われたが、間に割って入ったのが地元レースを迎えているフェラーリ勢。キミ・ライコネンが1分23秒631で2番手、セバスチャン・ベッテルも1分23秒685で3番手に飛び込む。ポールポジション獲得とはならなかったものの、駆けつけた多くのフェラーリファンに応える走りをみせた。

マクラーレン・ホンダ勢は今回もパワーユニット等を交換し、フェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンともにグリッド降格ペナルティを受ける。Q1では果敢にアタックするもののパワー重視のサーキットで苦戦を強いられ両者ともQ1敗退。ただ、他チームでもパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティがあったため、バトンが15番手、アロンソが16番手からスタートする予定だ。

2015 F1 イタリアGP 公式予選結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分23秒397
2.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分23秒631
3.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分23秒685
4.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分23秒703
5.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分23秒940
6.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分24秒127
7.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分24秒626
8.ロマン・グロージャン(ロータス)1分25秒054
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分25秒317
10.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分26秒214


16.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分26秒058
17.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分26秒154

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る