【フランクフルトモーターショー15】ポルシェ 911 カレラ に改良新型…3.0ツインターボ新搭載
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ポルシェの主力車種が、『911』シリーズ。今回発表されたのは、現行911シリーズ(991型)にとって、初の大幅改良車。『911ターボ』や『911GT3』など、複数のモデルを擁する911シリーズだが、まずは、ベースモデルの911カレラと『911カレラS』から、改良新型モデルが登場した。
外観は、フロントに新デザインのヘッドライトやバンパー、LEDデイタイムランニングライトを採用。リアは、エンジンカバーやテールランプ、バンパーが新しい。ボディサイドでは、アルミホイールやドアハンドルのデザインを改める。
室内には、新デザインのステアリングホイールを装着。これは世界限定918台が完売したPHVスーパーカー、『918スパイダー』のものを、ベースにした。
パワートレインは、ダウンサイジングの新開発ターボエンジンの採用がハイライト。従来の自然吸気の3.4リットル(911カレラ)および3.8リットル(911カレラS)水平対向6気筒を、3.0リットル水平対向6気筒ツインターボに置き換えた。
スペックは911カレラ用が、最大出力370hp、最大トルク45.9kgm、911カレラS用が最大出力420hp、最大トルク51kgm。動力性能はPDKの「スポーツクロノパッケージ」の場合、911カレラが0‐100km/h加速4.2秒、最高速295km/h、911カレラSが0‐100km/h加速3.9秒、最高速308km/hと公表されている。
《森脇稔》