新日鉄住金、シンガポール地下鉄駅舎建設工事向けにH形鋼2000トン納入

鉄道 企業動向
施工現場におけるHat+Hの加工状況
施工現場におけるHat+Hの加工状況 全 3 枚 拡大写真

新日鉄住金はこのほど、シンガポール陸上交通庁発注の地下鉄トムソン・イースト・コースト・ラインのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅舎建設工事の仮設土留め壁向けに、ハット形鋼矢板とH形鋼約2000トンを納入した。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅舎は、西松建設、バッシー・ソレタンシュ・シンガポールとのジョイントベンチャーにより建設されてている。新日鉄住金のハット形鋼矢板+H形鋼工法は、ハット形鋼矢板とH形鋼を溶接で一体化させた、高剛性、高効率な組み合わせ鋼矢板工法。既に海外の河川護岸や港湾岸壁など、複数のプロジェクトで構造物として採用されているが、今回初めて、仮設土留め壁としてMRT工事に採用された。

新日鉄住金は、今回の納入実績をはじめ、これまでの技術提案、納入実績を活かし、今後、シンガポールに加え、他の海外建設市場でも幅広く提案活動を展開し、各国のインフラ整備で需要を開拓していく構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る