日産 の米国販売、0.8%減の13万台…米版 ティアナ が新記録 8 月

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産 アルティマ
日産 アルティマ 全 8 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は9月1日、8月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は13万3351台。前年同月比は0.8%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。

日産ブランドは12万2716台で、前年同月比は2%減と、3か月ぶりに減少。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、8月の新記録となる3万2327台。前年同月比は0.5%増と、3か月連続のプラスとなった。『セントラ』は1万5662台を販売。前年同月比は8.8%減と、3か月ぶりに減少した。『ヴァーサ』は1万4875台で、前年同月比は1.7%増と、6か月ぶりに増加。6月に新型を投入した『マキシマ』は、30.4%減の4250台。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、月販新記録の2万7665台を販売。前年同月比は29.2%増と、13か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、46.2%減の3645台と減少傾向。新型を投入した『ムラーノ』は、3.7%増の5800台と好調。

インフィニティブランドは、前年同月比16.1%増の1万0635台と、7か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、3839台を売り上げ、前年同月比は44.6%増と、8か月連続のプラス。SUVの『QX60』は、前年同月比53.7%増の3995台と、5か月連続で増加した。

日産自動車の2014年米国新車販売は、138万6895台。前年比は11.1%増と、2桁の伸び率を達成した。2015年1‐8月は、前年同期比4.2%増の100万0706台を販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る