東洋ゴム、米国での自動車部品価格カルテルで和解金42億円支払いへ

自動車 ビジネス 企業動向
東洋ゴム(Webサイト)
東洋ゴム(Webサイト) 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴム工業は、米国で自動車部品の価格カルテルへ関与した件で、当該部品を購入した自動車メーカーへの和解金として42億0900万円を支払う予定であることを発表した。

東洋ゴム工業は2013年11月、米国での自動車用防振ゴムおよび等速ジョイントブーツの価格カルテルへの関与を認め、1億2000万米ドル(約144億円)の罰金を支払うことで合意していた。しかし、自動車用防振ゴムを購入した自動車メーカーからも、価格調整等により損害を被ったとして、損害賠償を求められていた。

今回、東洋ゴム工業は、交渉の長期化が経営に与える影響や費用等を総合的に勘案した結果、9月開催予定の取締役会で、当該自動車メーカーに対し、和解金として42億0900万円を支払うことで合意することを付議することとした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る