【全日本ロードレース選手権】中須賀克行が王者の走りを存分に発揮、4連勝を飾る

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
全日本ロードレース選手権オートポリス決勝
全日本ロードレース選手権オートポリス決勝 全 18 枚 拡大写真

2015年の全日本ロードレース選手権オートポリスラウンド。JSB1000クラスの第5戦決勝が行われ、ポールポジションからスタートした中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。

【画像全18枚】

スタートでは3番グリッドの渡辺一樹(TEAM GREEN)がトップを奪い1コーナーを通過。しかし、4番手から好スタートを切った高橋巧(MuSASHi RT HARC PRO)が2周目の1コーナーでトップに立ちレースをリードしていく。一時は4番手まで下がった中須賀だったが、序盤の混戦で順位を取り戻し2番手へ。

その後は高橋とのこう着したトップ争いとなったが、レース中盤の9周目に一気にスパートをかけトップを再び取り戻す。前半のラップタイム推移を見ると後半も混戦になるかと思われたが、トップに立った中須賀がそのまま後続を引き離していき、そのままトップチェッカー。第2戦からの4連勝を飾った。

2位には後半の激しいポジション争いを制した津田拓也(ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンス)が入り、開幕戦鈴鹿での優勝以来となる表彰台を獲得。3位には渡辺が続き、高橋は結局4位でチェッカー。途中何度もバトルはあったものの、終わってみれば予選と同じ顔ぶれとなった。

これで全日本4連覇に一歩近づいた中須賀。「途中に渡辺選手に一度仕掛けられたシーンがあって、このペースでは後ろから狙われると感じたので、そこから一気にスイッチを入れてスパートをかけました。完璧なレースウィークでしたね」とコメント。JSB1000は10月の岡山と11月の鈴鹿の2戦3レースを残すのみ。

「もちろん簡単には行かないけど、全部ポール・トゥ・ウィンをするつもりで頑張りたい」と、チャンピオン獲得に向けてこちらもラストスパートをかけようと意気込んでいた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る