関東鉄道常総線など一部再開…関東・東北豪雨

鉄道 企業動向

関東・東北地方を襲った豪雨の影響で運休した鉄道路線のうち、JR日光線が全区間で運転を再開した。只見線と関東鉄道常総線も一部の区間で運転を再開している。9月14日7時までにまとめた運休区間は以下の通り。

JR東日本 只見線 西若松~会津坂下
野岩鉄道 会津鬼怒川線 全線
関東鉄道 常総線 取手~下妻
東武鉄道 日光線 新鹿沼~下今市
東武鉄道 宇都宮線 安塚~西川田
東武鉄道 鬼怒川線 全線
小湊鉄道 小湊鉄道線 里見~上総中野

只見線は、今回の豪雨の運休区間が西若松~会津坂下間に縮小された。会津若松~西若松間と会津坂下~会津川口間で一部列車の折返し運転を行っている。国土交通省とJR東日本によると、西若松~会津本郷間の大川橋りょうの線路にゆがみがみられ、点検が必要という。

東武鉄道は引き続き、日光線新鹿沼~下今市間、宇都宮線安塚~西川田間、鬼怒川線全線の運転を見合わせており、各区間で代行バスを運行している。日光線特急は、JR線直通特急が終日運休。特急スペーシア『けごん』『きぬ』は浅草~春日部・栃木・新栃木間で一部の列車のみ運行し、『しもつけ』も浅草~新栃木間のみ運行する。『きりふり』は通常通り運行する。

野岩鉄道の会津鬼怒川線は、上三依塩原温泉口~男鹿高原で土砂が流入。東京電力送電線の断線による停電もあり、全線で運転を見合わせている。並行する道路も通行止めが続いているため、代行バスは運行されていない。

関東鉄道常総線は下妻~下館間のみ、通常の3割程度の本数で運転を再開した。取手~守谷間の代行バスも運転本数を増やす。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る