首都圏の高速道で料金水準など統一へ…2016年4月から

自動車 社会 行政
首都圏の新たな高速道路料金に関する具体方針案(参考資料)
首都圏の新たな高速道路料金に関する具体方針案(参考資料) 全 5 枚 拡大写真

国土交通省は、首都圏の新たな高速道路料金に関する具体方針を策定した。

それによると圏央道などの整備進展に伴って、2016年4月からこれまでの整備重視の料金から利用重視の料金に移行、料金水準や車種区分を統一する。

具体的には、圏央道の内側では、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間料金水準に統一する。従来の料金水準は、整備の経緯の違いなどにより異なっている。

車種区分は、首都高速、京葉道路、新湘南バイパスなど路線に応じて異なっているが、軽自動車・普通車・中型車・大型車・特大車の5車種区分に統一する。

また、圏央道の利用が料金の面において不利にならないよう、経路によらず、起終点間の最短距離を基本にした料金とする。具体的には、割高な圏央道西側区間の料金水準を引下げる。ETC2.0搭載車については、割引を更に追加する。

都心に向かう場合、外環を使って迂回した際の外環利用分は全額割引する。現行の上限料金以内を維持する。都心通過については、走行距離に応じた料金に変更する。

今後、パブリックコメントを実施した上で、政府が高速道路各社の事業を許可し、2016年4月から新たな料金をスタートさせる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る