JR北海道、日高線の運休区間で路盤流出…台風17号で被害

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JR北海道が公表した日高線の被災場所の写真。路盤が流出している。
JR北海道が公表した日高線の被災場所の写真。路盤が流出している。 全 1 枚 拡大写真

JR北海道は9月14日、日高本線の運休区間で台風17号による被害が発生したと発表した。同日、同社の社員が被災場所を発見した。

同社によると、豊郷~清畠間(日高町)にある海外浸食防止のための板が倒れ、約80mに渡り路盤が流出。厚賀(日高町)~大狩部(新冠町)間でも、護岸壁の波返し部が壊れ、路盤が約50m流出していた。同社は今後、これ以外の区間でも被災状況の確認を行うとしている。

日高本線は苫小牧~様似間146.5kmを結ぶ鉄道路線。今年1月には、厚賀~大狩部間の線路脇の土砂が高波によって削り取られたため、鵡川~様似間116.0kmの運休が続いている。JR北海道は自力での復旧を事実上断念しており、再開のめどはたっていない。今回の台風で被害がさらに拡大した格好となった。

《草町義和》

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