9月15日に開幕したフランクモーターショー15。8時30分からは今回の一番手として、BMWのプレスカンファレンスが行われた。
巨大ホールを貸しきった会場入口には、初公開となる『7シリーズ』が空間を贅沢に使い展示されており、2層に分かれたフロアには『1シリーズ』から『i8』まで多数のモデルが並ぶ。前回と同じく、会場内を車が走行する演出も健在のようで、コースが用意されていた。
カンファレンスのステージには、MINIとロールスロイスを含む7台の車両と1台の二輪車が並び、今年CEOに就任したばかりのハラルド・クルーガー氏が登場。i8、『i3』、MINI、モトラッドと順に紹介を進めていたのだが、突如よろめき転倒。自力で立ち上がるも、スタッフに支えられステージ裏に下がってしまった。
ここでカンファレンスは中止。クルーガー氏に怪我などがないことを祈るばかりだか、地元ドイツブランドの雄とあって集まった報道陣も多く、会場は騒然とした雰囲気に包まれた。新CEOの口から何が語られるのか注目が高かっただけに、とんだ幕開けとなってしまった。