半キャップのライダー、約7割はあごひもをしっかり締めていない…警視庁調べ

モーターサイクル 企業動向
バイクでのツーリング(イメージ)
バイクでのツーリング(イメージ) 全 3 枚 拡大写真
警視庁は、ヘルメットのあごひも結束およびプロテクターの着用状況の調査を実施。9月16日、その結果を発表した。

調査は、各警察署が7月に行った二輪車ストップ作戦で指導した、自動二輪および原付を対象に実施。各警察署の二輪車ストップ作戦に従事した警察官からの聞き取りにより4756人分の回答を得た。

調査結果によると、ヘルメット形状別着用者の割合は、フルフェイスが28.3%、ジェットが42.3%、半キャップが28.7%だった。

ヘルメットのあごひもの結束状況は、適性に結束していたライダーが63.5%。ゆるい、結束なし、あごひもなしなど、不適正なライダーは36.5%だった。ヘルメットの形状ごとの不適正な割合は、半キャップ型が68.5%、ジェットが53.5%、フルフェイスが24.5%だった。

一方、胸部プロテクターの着用率は前年調査から0.1ポイントダウンの7.1%。プロテクターを着用しない理由については、「プロテクターを知らない」との回答は年々減少しており、認知度は上がっているものの、「着用するのが面倒」という回答は9年連続で最多となっている。

過去5年間の二輪車事故死者の主な損傷部位は、頭部が47.4%、胸・腹部が35.5%と非常に高い割合となっている。警視庁では、万一の事故でもダメージを最小限に抑えるため、ヘルメットの適正な着装とプロテクターの着用を呼びかけている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  2. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  5. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る