三菱の米国新車販売、22.1%増… アウトランダー が93%増 8月

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三菱 アウトランダー の2016年モデル
三菱 アウトランダー の2016年モデル 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは9月1日、8月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、8289台。前年同月比は22.1%増で、18か月連続で前年実績を上回った。

8289台の内訳は、乗用車が前年同月比1.1%増の2815台と、8か月連続で増加。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比36.7%増の5474台と、14か月連続の前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復。8月としては、過去最高の3286台を売り上げた。前年同月比は14.5%増と、5か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国生産からの撤退を決めている。

また、『アウトランダー』は8月、改良新型モデルが2188台を販売。前年同月比は93%増と、6か月連続の前年超え。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、前年同月比5.8%減の1569台と、2か月連続で減少した。

2014年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比24.8%増の7万7643台。2015年1-8月実績は、前年同期比24.4%増の6万5701台だった。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン上級副社長は、「8月は三菱にとって、またひとつ販売記録更新の月。改良新型アウトランダーが、顧客に支持された」と述べている。

《森脇稔》

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