【フランクフルトモーターショー15】プジョー フラクタル 登場…EVオープンコンセプト、音響設備も充実

自動車 ニューモデル モーターショー
プジョー フラクタル(フランクフルト・モーターショー15)
プジョー フラクタル(フランクフルト・モーターショー15) 全 8 枚 拡大写真

プジョーは、フランクフルトモーターショー15において、コンセプトカー『フラクタル』を初公開した。

フラクタルは、4人乗りのEVオープンスポーツカー。パワートレインは、前後アクスルに最大出力102hpのモーターを設置した。トータル出力は204hpで、四輪を駆動。0-100km/h加速は6.8秒だ。蓄電容量30kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は最大約450kmを実現している。

ボディサイズは、全長3810×全幅1770、フロントオーバーハングは520mm。7cmのロードクリアランスは、空力特性を高めバッテリーの持ちに寄与する。また、減速帯や駐車場の入り口における段差を越える際には、11cmにアップすることも可能だ。車両重量は1000kg。

フラクタルは2012年発表の『208』以降採用されている、新しいインテリア、「i-Cockpit(アイコクピット)」の将来性も示唆している。フランスの音響メーカー・フォーカルと、触覚ベースシステムと13のスピーカーからなる9.1chのセットアップを組み合わせた“9.1.2”システムを共同開発。各シートの背面に組み込んだ。無響素材を使用を使用した内装は、80%が立体的な造形になっており、音響効果とデザイン性を両立している。

プジョーのMaxime Picat CEOは「アイコクピットは我々のモデルにおける際立った特徴。運転感覚を増大させ、より直感的なドライビングエクスペリエンスを提供することにつながるだろう」とコメントした。

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る