ホンダは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、『シビック ツアラー』の「アクティブライフコンセプト」を初公開した。
同車は、欧州向け『シビック』のワゴン、シビック ツアラーをベースにしたコンセプトカー。シビック ツアラーは、後席を折り畳むと、荷室容量が1668リットル(VDA計測法)に拡大。アクティブライフコンセプトでは、この部分にツーリング用の自転車2台を積載した。自転車を楽に積み込めるように、ローディングラックや格納式アームも装備する。
さらに、自転車ツーリング愛好家のために、ビルトインタイプのエアポンプ、テールゲートの大型ライト、格納式ベンチ、ツールボックス、ボトルホルダー、水タンクなどが採用された。
内外装には、特別なブルーのツートンボディカラーをはじめ、専用の18インチアルミホイール&リアバンパー、スエード&レザーシート、新型『シビック・タイプR』用のブラックルーフライニングなどを装備した。
ホンダモーターヨーロッパは、「シビックツアラーは、欧州Cセグメントにおいて、クラスをリードする荷物スペースと機能性を持つ」とコメント。アクティブライフコンセプトの開発の狙いをアピールしている。