【フランクフルトモーターショー15】スマート フォーツー 新型に カブリオ …世界一安いオープンカー

自動車 ニューモデル モーターショー
新型スマート フォーツー  カブリオ(フランクフルトモーターショー15)
新型スマート フォーツー カブリオ(フランクフルトモーターショー15) 全 6 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ傘下のスマートは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、新型『フォーツー・カブリオ』を初公開した。

新型『フォーツー』は2014年10月、パリモーターショー14でワールドプレミア。新型は、メルセデスベンツを擁するダイムラーと、ルノーの提携の成果を生かして開発。車台は2014年3月、ジュネーブモーターショー14で発表された新型ルノー『トゥインゴ』と共用。駆動方式は、歴代フォーツーのRRレイアウトを継承した。

フランクフルトモーターショー15では、クーペボディだけだった新型に、オープン版のカブリオが追加。ルーフは、キャンバストップ。ファブリック製のキャンバストップは全自動で、開閉はおよそ12秒で完了する。ソフトトップの色は、3色から選択可能。ジーンズ風のブルーデニム、赤、黒の3色となる。リアのウインドスクリーンはガラス製で、曇り止めのヒーターが付く。

リアに置かれるエンジンは、クーペボディと共通。新型ルノートゥインゴとも共用する。2種類の直列3気筒ガソリンエンジンを用意。自然吸気版は、排気量999ccで、最大出力71hp、最大トルク9.3kgmを発生する。ターボ版はさらに排気量が小さい898ccで、最大出力90hp、最大トルク13.8kgmを引き出す。

フランクフルトモーターショーのプレスカンファレンスには、スマートブランドのアネット・ウィンクラー代表が登場。「新型は、ブランドに新しい顧客を呼び込むだろう。なぜなら、世界一価格の安いオープンカーだから」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る