【マツダファンミーティング】三次試験場50周年、マツダ車が鍛えられる「おむすびの中身」

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「三次試験場50周年マツダファンミーティング」(9月20日)の前日、広島市内で試験場概要説明会が行われた(9月19日)
「三次試験場50周年マツダファンミーティング」(9月20日)の前日、広島市内で試験場概要説明会が行われた(9月19日) 全 26 枚 拡大写真

マツダは、広島県三次市の三次自動車試験場で「三次試験場50周年マツダファンミーティング」を9月20日に開催するのにあわせ、19日、広島市内で記者説明会を実施。マツダの歴史や、同試験場の概要などについて発表が行われた。

マツダは、国内に4か所に試験場を持っている。山口・美祢、北海道・中札内、剣淵、そしてこの広島・三次だ。

1965年、『コスモスポーツ』の製造・開発にあわせて設置された三次試験場は、おすむび型のテストコース(4.3km)のなかに、特殊試験路や登坂道(33~12%)、操舵試験路、耐久試験路、風洞実験棟、電波実験棟など14の施設が備わる。

コスモスポーツから『ロードスター』までが駆け抜けた高速周回路は、最大傾斜45度、最高車速200km/hという設計。1985年に設置された総合性能試験路には、ベルギーの石畳路、ヨーロッパの山岳路、アメリカのフリーウェイなど、世界19の主要道路の路面が再現されている。

「やっぱりあの国の道は、地元の石でつくらんといけんわ、ということで、現地から地元の石を採り入れてコースに敷いている」とすのは、説明会に登壇した車両開発本部長・冨田知弘氏。「トップガンと呼ばれる200km/h超えでテストできるドライバーの育成にもこの三次で行っていく」とも話していた。

この日、取材班は広島空港から市内への会場へ、山陽道を経由するルートでバスで向かう予定だったが、事故渋滞で呉を経由する海側の迂回路に変更。そのさい、広島高速3号を行くときに、マツダ宇品工場や船積みされる前の新車の群れを見下ろすことができた。同社スタッフは、「これも何かの縁かも」ともらしていた。

《レスポンス編集部》

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