法人向けリース国内市場は拡大続く、2035年には352万台…矢野経済調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット
法人リース車両保有台数規模推移と予測
法人リース車両保有台数規模推移と予測 全 1 枚 拡大写真

矢野経済研究所は、国内の法人向けオートリース市場の調査を実施、その結果を「2015年版 オートリース市場の現状と展望」にまとめた。

調査はオートリース主要企業、自動車メンテナンス受託企業(整備業者)、入札会場運営企業、リース車両使用企業等を対象に、2015年6月~8月の期間、同社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、オートリース企業に対するアンケート調査ならびに文献調査併用して行った。

調査結果によると、2015年度末時点の法人リース車両保有台数は2014年度末比2.4%増の317万台を見込む。大口ユーザーの減車傾向に歯止めがかかる中、大手オートリース会社を中心に車両保有台数50~100台程度の法人ユーザーの新規開拓が進んでいることから、法人リース車両保有台数は増加すると予測している。

法人向けオートリース市場の今後については、労働人口減少による法人ユーザーの車両保有台数減少が法人リース車両保有台数の減少へと連鎖することで、市場の縮小が懸念されている。しかし、市場拡大の余地が多く残されている中口~小口ユーザー、ノンフリートユーザーへの積極的な営業展開によって、新規顧客の開拓が期待されることから、法人リース車両保有台数は増加するものと考える。その結果、法人リース車両保有台数は2020年度末時点で337万台、2025年度末時点で352万台になると予測する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る