ヤマハ同士が共同デザイン、音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」を公開

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電動アシスト車いす「&Y01」
電動アシスト車いす「&Y01」 全 3 枚 拡大写真

ヤマハとヤマハ発動機は、共同デザインプロジェクト「&Y(アンディ)」の活動の一環として、音を奏でる電動アシスト車いすのコンセプトモデル『&Y01』3台を制作した。

「&Y」は、両社のデザイン部門が1つのテーマを共同でデザインするプロジェクト。楽器や音響機器のデザインとモーターサイクルなどモビリティのデザインが融合し得る可能性を探り、共通する「ヤマハらしさ」を体現する作品の創出を目指している。

今回制作した「&Y01」は電動アシスト車いす「JWスウィング」をベースに、波間を思いのままに駆け抜ける白いヨットをイメージ。誰かに背中を押されているように軽く滑らかに移動し、思わずハミングしたくなるような高揚感を実現する。

本体の両側には、パフォーマーの表現を拡張する薄型のパーカッションを搭載し、ドラムの胴のようなバッテリーカバーと相まって、楽器に乗るという新しい体験を生み出している。ヨットの帆をイメージした「TLFスピーカー」と合わせたシルエットは「♪(8分音符)」のようにも見え、思いのままにパフォーマンスすることの楽しさを表している。

これらのコンセプトモデルは、アーティストやデザイナーと企業や福祉施設などを繋げ、特色を活かした新しいモノづくりとコトづくりに取り組むNPO法人「SLOW LABEL(スローレーベル)」によるプロジェクト「SLOW MOVEMENT -The Eternal Symphony-」のパフォーマンスで使用。10月3日に国連大学前広場(東京都渋谷区)、10月25日に豊洲公園(東京都江東区)で行われる「SLOW MOVEMENT」公演で披露される。

《纐纈敏也@DAYS》

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