シャア専用 オーリス II、第2世代の進化は見た目だけではない

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シャア専用オーリスII(市販モデル)
シャア専用オーリスII(市販モデル) 全 24 枚 拡大写真

トヨタマーケティングジャパンとトヨタモデリスタインターナショナルは『シャア専用 オーリスII』の市販モデルを開発。9月24日にメガウェブ(東京・お台場)で発表会をおこなった。

【画像全24枚】

シャア専用オーリスは最初のモデルが2013年に発売され、今回市販されるのは第2弾。ベースモデルは今年4月にマイナーチェンジされた『オーリス』となる。7月に公開されたコンセプトモデルとはまた異なったイメージだ。

コンセプトは「”シャア専用”を全身で感じる体験」というもので、外観のドレスアップが中心だった初代モデルから大きな進化を遂げている。「初代は”ガンダムに出てくるモビルスーツ”というイメージだったのですが、新型は”最新のモビルスーツ”という気持ちで作りました」とトヨタマーケティングジャパン・プロモーション室の田浪優主幹。

少々わかりづらい表現だが、これは「最初のシリーズ本編に登場したモビルスーツから、現代の視点でデザインしたモビルスーツに進化した」という意味。「ガンプラ」におけるプロポーションやディテール表現の変遷に合わせた感覚と言ってもいいかもしれない。

エクステリアは初代のやや無骨な造形から、より洗練させながら「速さ」と「強さ」を感じさせるイメージで進化させたという。前後バンパースポイラーやサイドスカートの変更・追加に加え、シャープな造形で前後ホイールアーチを覆う「フェンダーシュラウド」が目を引く。

シャア専用機の象徴でもある「ZT指揮官用ブレードアンテナ」と「ZTエンブレム」は継承されているが、エンブレムはスモールランプ点灯と同時に発光するよう変更された。

ボディデカールのデザインは、バンダイナムコグループでゲーム筐体などを手がけるクリエイターによるもの。フロントエンド、リアエンドのグラフィックは左右非対称だが「見る人の心を刺激するデザインを追求しました」とトヨタモデリスタインターナショナルの町田隆夫デザイナー。

インテリアはエクステリア以上に、シャア専用ということを「全身で感じる」デザイン。専用シート「ZTコクピットシート”Code CHAR”」はトヨタ紡織との共同開発で、ガズーレーシングのコンプリートカー「GRMN」シリーズに採用されているものがベース。

背もたれにはジオニックトヨタのロゴと社名がステッチで表現され、側面にはエクステリアと同じ鮮やかなレッドの表皮が与えられている。「ドアを開けて乗り込む瞬間にも、シャア専用ということが強く伝わるデザインにしました」とトヨタ紡織デザイン部アドバンスデザイン室の浅井大視室長。

また視覚や触覚に留まらず、聴覚に関わる部分も新たにデザインされているのも進化のポイントだ。エンジン始動/停止やヘッドライト点灯/消灯などのシチュエーションで、まるでモビルスーツに乗り込んでいるかのような効果音が響くようになっている。これはバンダイナムコグループのスタッフによるもの。

センタークラスターの画面は7インチから9インチに拡大されたほか、カーナビも聴覚デザインの部分で進化。シャアの音声案内に加え、ララァの声を選ぶこともできるようになった。ララァに導いてもらえるというのは、ファンには嬉しいポイントだろう。

このほか、「売り方」も進化している。前モデルではパーツ販売のみだったが、今回はコンプリートーカーとしても販売されることになった。300台限定だが120T、180S、150X Sパッケージの2WD/4WDという合計4つのグレードから選べるようになっている。

従来通りのパーツ販売も展開され、こちらは基本的に台数制限はない。ただしカーナビは1500台、フロアマットは1000台の限定となる。 シャア専用 オーリスIIは全国のネッツトヨタ販売店で、10月1日から販売される。

《古庄 速人》

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