VW乗用車ブランド、排ガス不正車は約500万台…全体の半数に

自動車 ビジネス 海外マーケット
VWグループ マティアス・ミューラー新CEO
VWグループ マティアス・ミューラー新CEO 全 2 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループが、全世界で最大およそ1100万台に、排出ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウェアを搭載していた問題。同グループの主力ブランド、フォルクスワーゲン乗用車の該当台数が公表された。

これは9月25日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「フォルクスワーゲン乗用車ブランドで、この問題に該当するのは、全世界でおよそ500万台」と発表している。

フォルクスワーゲン乗用車は同グループの主力ブランド。それだけに、不正車両は全体のおよそ1100万台のほぼ半数を占めることに。

残るおよそ600万台の詳細は公表されていない。米国では、2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンで違法なソフトウェアが発見されたことから、同じエンジンを積むアウディ、セアト、シュコダ、フォルクスワーゲン商用車の各ブランドの一部車種が、対象と見られる。

なお米国では、アウディ『A3』の2010-2015年モデルが、該当車種に含まれている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  5. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  8. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  9. 80年代GPマシンを現代に、ヤマハ『XSR900 GP』が143万円で5月20日に発売決定!
  10. EVは自宅充電と電気料金プラン選びが大切! 竹岡圭がユアスタンドに聞く、“楽しくお得なEVライフ”のコツPR
ランキングをもっと見る