テスラCEO、VW問題にコメント「化石燃料車の限界」

自動車 ビジネス 海外マーケット
テスラモーターズ イーロン・マスクCEO(資料画像)
テスラモーターズ イーロン・マスクCEO(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

世界を揺るがす大スキャンダルに発展したフォルクスワーゲンの一部ディーゼル車による排出ガス試験の不正問題。これに関して、米国のEVメーカー、テスラモーターズのトップがコメントした。

これは、ドイツ・ベルリンで開催中の経済エネルギー会議での出来事。この会議に出席していたテスラモーターズのイーロン・マスクCEOが、記者団の質問に答えている。

フォルクスワーゲン問題について、意見を求められたマスクCEO。「今回の問題は、化石燃料車の限界を示していると思う」とコメントした。

ゼロエミッションのEVの普及を目指すテスラモーターズ。そもそも、排出ガスを出さないEVなら、このような不正とは無縁。マスクCEOには旧態依然として見えるディーゼル車やガソリン車の限界が、フォルクスワーゲン問題によって露呈したとの主張だろう。

さらに同CEOは、「今こそ、新世代の技術に移行する時だ」とコメント。今回のフォルクスワーゲン問題が、化石燃料からの本格的な脱却を図る契機になるとの見方を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る