【全日本模型ホビーショー15】幻の日本軍150t超重戦車をモデル化…ファインモールド

自動車 ビジネス 国内マーケット
1/72スケールキット『帝国陸軍 150t 超重戦車[オイ]』
1/72スケールキット『帝国陸軍 150t 超重戦車[オイ]』 全 13 枚 拡大写真

ファインモールドは、東京ビッグサイトで行われた全日本模型ホビーショーで、1/72スケールキット『帝国陸軍 150t 超重戦車[オイ]』を出品。未公開の実車資料を基に設計したもので、会場では歴史的にも貴重な資料の一部も公開した。

「オイ」とは、旧日本帝国陸軍が極秘裏に開発を進めていた、多砲塔にして100tを上回る超重規格の戦車のこと。秘匿名称を「オイ」と呼び、1両の試作車が走行試験を行ったと伝えられているだけで、その重量や台数、開発経緯などははっきりとしない幻の存在だった。

同社は最近になってこの実車資料を独自入手。この中に含まれていた図面により、寸法・形状も明らかとなり、試作車製造・試運転の過程も判明したという。この貴重な資料を参考に作られた1/1模型が、9月に千葉・幕張メッセで行われた東京ゲームショウ2015で展示されて話題となったばかりだ。

そして今回、1/72スケールのプラモデルとして発表。日本軍が開発した戦車の中で最大級の大きさを誇り、主砲の105mmカノン砲や副砲の47mm戦車砲2基などを搭載した怪物ぶりが精密に再現された。同社ブースでは、「極秘」の判が押してあるこの資料の一部も展示され、多くの来場者から注目されていた。

11月下旬発売予定。予価4000円(税別)

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  4. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  5. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る