【全日本模型ホビーショー15】Zゲージ気動車の本命「キハ40」がデビュー…プラッツ

鉄道 エンタメ・イベント
Zゲージの気動車「キハ40」(全日本模型ホビーショー15)
Zゲージの気動車「キハ40」(全日本模型ホビーショー15) 全 10 枚 拡大写真

プラッツは、東京ビッグサイトで行われた全日本模型ホビーショーで、机の上でも鉄道模型の世界を楽しめるZゲージの気動車「キハ40」を出品した。

Zゲージとは、縮尺1/220、線路幅6.5mmの鉄道模型のこと。これ以上小さい鉄道模型はないという意味で名付けられ、狭い空間でも鉄道模型の世界を楽しめる。

もともと同社は2013年末の発売を目指して開発を進めてきたが、小スケールであるがための複雑な内部機構の設計変更などにより大幅に遅延。ここに来てようやくのデビューとなった。

キハ40は日本国有鉄道(国鉄)が70年代から80年代にかけて開発し、全国各地に投入された気動車。今回のモデルは登場当時の国鉄バージョンで、国鉄首都圏色を再現した。動力機構にはフライホイールを装備して低速でも安定した走行が可能となり、最小通過カーブもR120として(1両での走行時)、小レイアウトでの走行も楽しめるという。

ローカル線の単行から都市近郊の通勤列車まで、そして国鉄末期の1980年代から現在まで様々な地域と時代に幅広く対応できる汎用性の高いモデルだから、これからZゲージの楽しみが広がる可能性がある。

塗装済み完成品・動力付きで11月発売予定。予価1万1000円(税別)

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る