東武鉄道の宇都宮線、10月上旬にも再開へ…関東・東北豪雨で一部不通

鉄道 企業動向
仮設橋台の設置作業が進められている姿川第二避溢橋りょう。10月上旬にも再開の見込みだ。
仮設橋台の設置作業が進められている姿川第二避溢橋りょう。10月上旬にも再開の見込みだ。 全 1 枚 拡大写真

東武鉄道は9月28日、関東・東北豪雨の影響で一部の区間が不通となっている宇都宮線について、10月上旬の再開を予定していると発表した。今回の豪雨による東武線の不通区間が解消される。

東武鉄道は今回の豪雨で、日光線・宇都宮線・鬼怒川線の3線が一部不通に。日光線と鬼怒川線は9月18日に再開したが、宇都宮線は姿川第二避溢(ひいつ)橋りょうの橋台と橋桁が流失し、現在もバスによる代行輸送が安塚(栃木県壬生町)~西川田(宇都宮市)間で行われている。同社の発表によると、10月上旬の仮復旧に向けて作業が進められており、9月28日の時点で仮設橋台の設置作業が行われているという。

このほか、10月1日からの宇都宮線の運行計画も発表された。西川田~東武宇都宮間は通常より本数を減らした臨時ダイヤで運行されているが、10月1日からは通常ダイヤとほぼ同程度の本数を確保した臨時ダイヤでの運行になる。一方、栃木~安塚間は現在と同様の臨時ダイヤで運行。安塚~西川田間も引き続き代行バスが運行される。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る