VWグループ、組織改革を発表…生産統括部門を廃止へ

自動車 ビジネス 企業動向
マティアス・ミューラー新CEO就任会見(9月25日)
マティアス・ミューラー新CEO就任会見(9月25日) 全 3 枚 拡大写真

ディーゼルエンジンの排ガス不正により、創業以来、最大の危機に直面しているフォルクスワーゲングループ。同社が、大規模な組織改革を打ち出した。

これは9月25日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社の監査役会が、新たな組織を承認した、と発表している。

新組織で注目できるのが、グループ全体の生産統括部門を廃止したこと。権限が一か所に集中する現行の体制を改め、各ブランドや各地域の組織に権限を委譲する。

また、主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドは、世界4地域に大きく分け、各地域にCEOを置く。フォルクスワーゲン乗用車ブランドのハーバート・ディエス会長に、直接レポートする体制を敷く。

フォルクスワーゲングループ監査役会のベルトホルト・フーバー暫定会長は、「新たな組織が、各ブランドや各地域を強固にするだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る