【F1 日本GP】ハミルトン優勝でセナに並ぶ通算41勝目…アロンソは怒りあらわ[写真蔵]

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1日本GP 2015
F1日本GP 2015 全 63 枚 拡大写真

2015年のF1第14戦日本GP。27日に決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。今季8勝目を飾り、通算ではアイルトン・セナに並ぶ41勝目を達成した。

予選2番手のハミルトンは、2コーナーの立ち上がりでポールスタートのニコ・ロズベルグ(メルセデス)をパス。その後は危なげない走りを見せ、トップでチェッカーを受けた。

2位はロズベルグ。ハミルトンとの競り合いで一度は4位まで順位を落とすも、その後挽回。メルセデス勢にとってはベルギーGP以来のワン・ツーフィニッシュとなった。3位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が入り、2009年から7年連続で鈴鹿での表彰台を獲得した。

ホンダにとっては凱旋レースとなる日本GPだったが、マシンの総合力が試される鈴鹿で2台は苦戦。予選ではフェルナンド・アロンソが14位。ジェンソン・バトンが16位に沈む。決勝ではスタートで2台揃って順位を上げるも、チャンピオン・ドライバーの2人をもってしてもなす術なく徐々に順位を落としてしまう。結局、アロンソが11位、バトンが16位でフィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。

レース中にはアロンソが無線で「GP2のエンジンか!?」と、他車とのあまりのスピード差に激昂する場面も。

レース後アロンソは、「直線で他のドライバーに追い抜かれ、コーナーに差し掛かったときに他のドライバーがブレーキを踏むタイミングを間違えたり、ミスを犯したりするのを見ていながら、その後、自分がコーナーを完璧に走り抜けたとしても、直線でブロックするのが難しく、フラストレーションを感じます。

我々はプログラムを改善しなければなりません。(今年の)残りのレースも厳しい内容になるでしょうが、チームは来年に目を向けています。我々が一丸となって勝利を収めるときは必ず来ます。ただ、それを一刻も早く成し遂げる必要があります。今日のレースから何かを学び、継続的に改善することを願っています」とチームを通じコメントを出した。

3日間で16万5000人、決勝日は8万5000人が駆けつけた今年のF1日本GP。ファンはレース中、徐々に順位を落とす2台に対し懸命に声援を送り続けた。この屈辱をバネに来年は飛躍することができるか、ホンダとマクラーレンのゴールデン・コンビにとって、ここが正念場である。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る