VW グループ、排ガス不正車を修理へ…顧客に間もなく通知

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「TDI」エンジン
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「TDI」エンジン 全 2 枚 拡大写真
フォルクスワーゲングループの全世界のおよそ1100万台に、排出ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウェアが装着されていた問題。同社が間もなく、車両の修理に乗り出すことが分かった。

これは9月29日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「近い将来、対象車両を所有する顧客に対して、修理計画を通知する」と発表している。

この問題の対象車両は、「EA189」型と呼ばれるターボディーゼル「TDI」エンジン搭載車。フォルクスワーゲン乗用車ブランドでは、先代『ゴルフ』、先代『パサート』、初代『ティグアン』などが該当する。

また、欧州での対象車両は、現地の排出ガス基準、「ユーロ5」適合車のみ。フォルクスワーゲングループによると、最新規制の「ユーロ6」適合車は、該当しないという。

なお、フォルクスワーゲングループは、「問題となっている車両全てが、走行して危険ということはない」と、顧客に呼びかけている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る