VW乗用車、営業担当副社長を指名…セアト会長を起用

自動車 ビジネス 企業動向
フランクフルトで開催されたVWグループナイトに登壇したセアトのユルゲン・スタックマン会長
フランクフルトで開催されたVWグループナイトに登壇したセアトのユルゲン・スタックマン会長 全 1 枚 拡大写真

全世界でおよそ500万台の排ガス不正が行われていたフォルクスワーゲン乗用車ブランド。同ブランドが、新たな営業担当副社長を起用した。

これは9月25日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。「ユルゲン・スタックマン氏を、フォルクスワーゲン乗用車ブランドの営業&マーケティング担当の上級副社長に指名した」と発表している。

ユルゲン・スタックマン氏は54歳。現在、フォルクスワーゲングループ傘下のスペインの自動車メーカー、セアト取締役会の会長を務めている。

ユルゲン・スタックマン氏は2013年、セアトのトップに就任。セアトの業績回復に貢献してきた。同氏は11月1日付けで、フォルクスワーゲン乗用車ブランドの営業&マーケティング担当の上級副社長に着任する予定。

セアト監査役会のFrancisco Javier Garcia Sanz会長は、「ユルゲン・スタックマン氏の2年半の功績に感謝したい。困難な市場環境にも関わらず、セアトの新車販売は過去2年間で、22%伸びた」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  5. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る