ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフトは9月30日、JALグループ傘下の琉球エアーコミューターがターボプロップ機Q400Combiのローンチカスタマーになると発表した。
Q400Combiのメインデッキは貨物室と客室で構成。最も多くの積載物を運べる配置の場合、貨物の最大積載重量は9000ポンド(約4トン)、最大積載容量は32.6立方メートル。琉球エアーコミューターは、貨物輸送力に優れる機材の導入で、沖縄の地域経済・社会を下支えするとしている。座席数は50席(シートピッチ32インチの場合)、58席(シートピッチ29インチの場合)。
琉球エアーコミューターは2014年7月、現在使用中の4機のDHC-8-100(39人乗り)と1機のQ300(50人乗り)の後継機として、5機のQ400Combi購入契約を結んでいたが、ボンバルディアは公表していなかった。発注額は約1億6800万ドル(約202億円)。