VWグループのディーゼル問題、「V6とV8は不正なし」

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンのV8 TDI
フォルクスワーゲンのV8 TDI 全 2 枚 拡大写真

世界中のおよそ1100万台に、排ガス規制を不正に逃れる違法なソフトウェアが搭載されていた問題。対象となるディーゼルエンジンが拡大する中、同社が声明を出している。

これは9月30日、フォルクスワーゲングループの英国法人、フォルクスワーゲングループUKが明らかにしたもの。同社は、「V6 TDIとV8 TDIに、不正はない」と公表している。

今回の問題は9月18日、米国で発覚。米国EPA(環境保護局)は、不正が認められたエンジンを、2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」と発表していた。

また、9月29日には、スイスの道路交通局が、1.2リットルTDIと1.6リットルTDIも対象に含まれる、と発表。この問題が広がりを見せていた。

そんな中での、今回のフォルクスワーゲングループUKの発表。V6 TDIとV8 TDIは、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』やアウディ『A6』『A8』など、グループの上級車に幅広く搭載されているディーゼルエンジン。「不正がない」と宣言することで、対象車を保有する顧客の不安を和らげるのが狙いと見られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る