豊田自動織機、トヨタの米国コマーシャルファイナンス事業の買収を完了

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豊田自動織機は、米国販売金融子会社トヨタ・インダストリーズ・コマーシャル・ファイナンス(TICF)が、トヨタ自動車の米国販売金融子会社トヨタ・モーター・クレジット・コーポレーション(TMCC)のコマーシャルファイナンス部門事業と資産の取得を完了、事業を開始した。

TICFはTMCCの金融資産、営業権などを約23億ドルで取得した。

TMCCから金融資産と人材を譲り受けることで、TMCCが約30年にわたって蓄積してきた産業車両向け販売金融事業に関するノウハウを取得し、米国での販売金融事業の強化、今後の本格的な販売金融事業のグローバル展開を目指す。

豊田自動織機は、産業車両販売で、リース・レンタルなどの顧客ニーズに対応するため、TMCCのノウハウを取得し、販売金融事業を自社で手掛ける必要があると判断した。

具体的な取り組みとして、新車販売から保有期間におけるメンテナンスサービスや、リース満期後の中古車販売までのバリューチェーンを強化するとともに、顧客との長期的な関係維持を、販売店との連携により図る。

豊田自動織機は、米国をはじめ、欧州主要国やアジア・南米など、新興国での販売金融事業の展開・拡大を検討し、産業車両事業の成長を目指す。

《レスポンス編集部》

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